葵花の時間

密かに営まれる鍼灸院の鍼灸師emikoのブログ。田舎の空き家にて “plus nature 葵花の花” の準備中~.

今日はつれづれに綴りたい。そんな気分。

自粛生活も長くなってきましたね。

かれこれ2週間でしょうか?

そう考えると、まだまだ短い。地域によっては、3月上旬からこのような状態が続いているわけで・・・我が家はまだ良い方です。そもそも、

  • 戸建てある
  • 比較的広い庭もある
  • 田舎なので近所を出歩いても3密にならない

辺りからも、かなりマシ。

「いっそ一人暮らしだったならば、自分のことに集中できていいな~。」

「こどもたちがもう少し大きかったら手もかからないのにな~。」

なんて、他人の芝生が青く見えたりもしましたが、詰まるところ、一長一短。

私の状況は、

  • 子どもたちがいて、ちっともさみしくなんかならない
  • むしろ笑いも多い
  • 子どもたちは手もかかるけど、逆にいうとまだ従順。
  • 赤ちゃん期ほどの手のかかり方はなし
  • なんなら二人で遊んでくれる

などなど、見方によって、全然違う。こう見ると、メリットも多いわけです。

何より、「こどもたちとの時間を焦らずたっぷりとれる!」というメリット!

これまでは、めちゃくちゃ忙しかった日々で、育休以来、こどもたちとの時間をたっぷりゆっくりとることって、本当に難しくって・・・。時間があったとしても、ついつい翌日の仕事や、スケジュールが気になって、こどもを急かしてしまったり・・・。

それが一転。ゆとりある時間を子供たちとともに過ごしていると、「ある意味、私の一生のプレゼントもらっちゃった!」と思うくらいです。

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あのまま走り続けていたら、あっという間に大きくなっていたであろう子どもたち。

まだまだかわいい盛りの今だからこそ、余計に貴重だと感じることができています。

(※もちろん、コロナは早く収束してほしいです。。。)

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そして、緊急事態宣言の延長とともに、緩和の方向性も見えてきたこの数日。

そんなニュースを見て、湧いてくる自分の感情。みなさんも様々なのではないでしょうか?

以前より「コロナ以前の状態には戻らない」というような見解を各専門家が発していましたが、正直、「もし戻ったとしても、私はもう戻れない。」

このコロナ騒動は、実際、身近に“生死”に関わる事例は起きていないのですが、それでも、意識せずにはいられない出来事です。

生活が変わり、“生死”を意識した時・・・・何を大切にしたいのか、どの価値観で生きていきたいのか。すぐそこにあるのに気づかなかった理想とする生き方とか、心地よさとか・・・。

いろんなことがそぎ落とされてきて・・・。

具体的な行動指針はまだ出てこないのですが、気づいてしまった。気づくことができた。そんな心地です。

もうきっと。

 

お題「#おうち時間